2018年10月31日水曜日

ノッキンガム大学(イギリス)のメリー・ビタフ先生の講演会を実施しました。

 ノッキンガム大学(イギリス)のメリー・ビタフ先生の講演会を実施しました。
上越教育大学における海外との研究交流事業として開催しました。

題目は「イングランドの教師教育改革とその地理教育学修への影響」です。

志村教授の通訳を交えながら実施いたしました。

学外からも多数の参加者がありました。


イングランドの教師教育の実情についてのご講演から、たくさんの発見がありました。


講演会後は、歓迎会を行いました。

2018年10月25日木曜日

教職実践演習の地理教育の授業を行いました

教職実践演習の地理教育の授業を行いました。

学部4年生向けの実践的な授業です。



今回は、シミュレーションを実際に行いました。
うまくいくところと、課題があるところがありましたが、
よりよい実践のためにお互いに検討しました。

2018年10月12日金曜日

上越教育大学社会科教育学研究室プロジェクトの研究授業が行われました。

2017-2018年度の二年間にわたり研究を行っている、
「上越教育大学社会科教育学研究室プロジェクトの研究授業が行われました。


今回の研究授業は、柏崎市立大洲小学校で同校教諭、栗田先生による授業です。
授業内容は、「水はどこから」です。

栗田先生は、本学大学院社会系コースの出身です。
修士課程の研究の成果が発揮された授業でした。

子どもたちの発想が、一面的な節水に陥ることに疑問を抱き授業を展開しました。
他の資料を活用しながら、節水の多義性、他者への影響などを、子どもたち自身が気がつき、様々な考える足場が出現する授業が行われました。



 これまでの学習の内容を、常に確認できるように、
 教室の壁に学習内容や、
 子どもの作品などを掲示しています。




 板書もとても分かりやすく示されています。

 なお、本プロジェクトは、上越教育大学社会科教育学研究室を中心に、
 上越市、柏崎市の小中学校、および、附属小中学校と連携した研究です。
 
 学力の中でも特に、思考力と実践力に焦点を立てた、理論と実践を融合させることを
 目指した研究になっています。

 本プロジェクトの中間発表会は、
 11月17日の午後に、上越市の高田公園内にあるオーレンプラザ実施します。
 詳細が決定しだい、お知らせいたします。
 

2018年10月11日木曜日

教職実践演習-教科教育社会科編で公民教育の模擬授業が行われました。

教職実践演習-教科教育社会科編で公民教育の模擬授業が行われました。

中学校社会科(公民的分野)の授業を想定し、模擬授業が実施されました。
今回のテーマは、多文化共生教育です。

本講義は、学部の4年生を中心とする授業です。

多くの学生たちが、教員採用試験に合格しています。
次の4月から、教師として子どもたちの前で実際に授業を行います。
学生たちは真剣に取り組んでいます。

学生たちは、3年生の小学校実習、4年生の中学校実習を経て、授業に対する見方や考え方にも深まりがあります。
たのもしい限りです。





2018年10月7日日曜日

上越教育大学社会科教育学会、第33回研究大会が開催されました。

2018年10月7日(日)に、
上越教育大学社会科教育学会、第33回研究大会が開催されました。



たくさんの方にご参加いただきました。




当日は、上越教育大学社会科教育学会『上越社会研究』第33号も配布されました。


研究大会に先立ち、志村喬会長のご挨拶から、総会が始まりました。



研究大会の分科会は以下の内容で行われました。

第1分科会 〔会場〕セミナー室1
 1.金尾将槻(上越教育大学大学院生)
  後藤将徳(兵庫教育大学大学院生)
  森康平(兵庫教育大学大学院生) 
  「上越市高田地区における雁木町屋への移住者の実態」

 2.浅賀裕加利(上越教育大学大学院生)
  「小学校低学年における地図学習導入期に関する基礎的研究―教科書分析を中心に―」 

 3.佐藤浩樹(神戸女子大学)
 「社会科指導法」における模擬授業の質的向上を目指した取り組みとその考察
 ―アンケート調査結果の分析を中心に―」

第2分科会 〔会場〕セミナー室2
 1.薄羽明梨(上越教育大学大学院生)
  「安政5・6年のコレラ大流行と緒方洪庵の医療活動―各地医療関係者宛書簡に見る―」

 2.清田敏秀(元神奈川県綾瀬市立中学校教員)
  「改革組合の訴訟処理~相州一之宮村組合の場合~」

 3.橋本尭博(上越教育大学大学院生)
  「武蔵国高麗郡を教材とした地域史学習の現状関する考察」




研究大会の後半は、
シンポジウム
『社会科教科内容構成学の探求』への各専門的見地からの提言が行われました。

パネリスト
冨永 浩文氏(糸魚川市立木浦小学校 校長)
任田 富美氏(石川県教育委員会 課長補佐)
仙田 健一氏(南魚沼市立八海中学校 教諭)
松村 謙一氏(三重大学教育学部附属中学校 教諭)

第二部【コメント・総合討論】
コメント・社会科教科内容構成学と教員養成
コメンテーター
梅野 正信氏(上越教育大学 理事・副学長)
小栗 英樹氏(国立教育政策研究所教育課程調査官・文部科学省教科調査官)

本シンポジウムでは,『社会科教科内容構成学の探求』に関して専門的見地を持つパネリストによる書評を受けながら,学校における授業と教員養成機関における研究の橋渡しがいかに行われるべきなのか,どのような教員養成過程と研究過程との橋渡しが行われることが望まれるのかについて活発に議論が行われました。

次回大会も、どうぞよろしくお願いいたします。