2018年10月7日(日)に、
上越教育大学社会科教育学会、第33回研究大会が開催されました。
たくさんの方にご参加いただきました。
当日は、上越教育大学社会科教育学会『上越社会研究』第33号も配布されました。
研究大会に先立ち、志村喬会長のご挨拶から、総会が始まりました。
研究大会の分科会は以下の内容で行われました。
第1分科会 〔会場〕セミナー室1
1.金尾将槻(上越教育大学大学院生)
後藤将徳(兵庫教育大学大学院生)
森康平(兵庫教育大学大学院生)
「上越市高田地区における雁木町屋への移住者の実態」
2.浅賀裕加利(上越教育大学大学院生)
「小学校低学年における地図学習導入期に関する基礎的研究―教科書分析を中心に―」
3.佐藤浩樹(神戸女子大学)
「社会科指導法」における模擬授業の質的向上を目指した取り組みとその考察
―アンケート調査結果の分析を中心に―」
第2分科会 〔会場〕セミナー室2
1.薄羽明梨(上越教育大学大学院生)
「安政5・6年のコレラ大流行と緒方洪庵の医療活動―各地医療関係者宛書簡に見る―」
2.清田敏秀(元神奈川県綾瀬市立中学校教員)
「改革組合の訴訟処理~相州一之宮村組合の場合~」
3.橋本尭博(上越教育大学大学院生)
「武蔵国高麗郡を教材とした地域史学習の現状関する考察」
研究大会の後半は、
シンポジウム
『社会科教科内容構成学の探求』への各専門的見地からの提言が行われました。
パネリスト
冨永 浩文氏(糸魚川市立木浦小学校 校長)
任田 富美氏(石川県教育委員会 課長補佐)
仙田 健一氏(南魚沼市立八海中学校 教諭)
松村 謙一氏(三重大学教育学部附属中学校 教諭)
第二部【コメント・総合討論】
コメント・社会科教科内容構成学と教員養成
コメンテーター
梅野 正信氏(上越教育大学 理事・副学長)
小栗 英樹氏(国立教育政策研究所教育課程調査官・文部科学省教科調査官)
本シンポジウムでは,『社会科教科内容構成学の探求』に関して専門的見地を持つパネリストによる書評を受けながら,学校における授業と教員養成機関における研究の橋渡しがいかに行われるべきなのか,どのような教員養成過程と研究過程との橋渡しが行われることが望まれるのかについて活発に議論が行われました。
次回大会も、どうぞよろしくお願いいたします。
次回大会も、どうぞよろしくお願いいたします。